secunda

健全

プログラミングと哲学の融合

最近は。

セックスしてお酒のんで泣いたりあそんだりしていた。

文章を書くのは何者かになりたいから。

生きているだけでは何者でもないから。

プログラミングに憧れている

第二の言語というのかしら

人間が新たに生み出した人工言語だから

でも、

私は数学ができない。

それでもいい?

近頃浮き沈みの激しい人間だったけれど

今は不思議とおちついている

たぶん私は"人と交わること"にようやく諦めがついた

せいぜい

一人で美しく暮らす少女になろう

私には価値がある

いつもはちいさな出先機関で働いているけれど

今日は研修で本社にいった

同期の子がたくさんいて人に酔った

 

 

若い女の子のあつまりは苦手だ

昔からそうだった

私もずっと女の子として生きてきたけれど

いまだに女の子は何を話せばいいのかわからないでいる

男の子に媚びて甘える方法は、自然に身に付く(それは生きるため)

でも、女の子に、さわったり

あまえた声でささやいたりして

それがいったい何になるんだろう?レズビアンだとおもわれる。

私はそういったことでしか愛される方法がわからないのに

 

 

だから私は男の子がそばにいないときは

いつも音楽をききながら本を読んでいる

今日はLana Del Reyのアルバムと寺山修司の『書を捨てよ、街に出よう』

彼女の深遠な歌声とウィットにとんだ文章を

姿勢を正して読み

そうしていると、私は映画の主人公になっている

そして

そういうときいつも

自分に、

他のおしゃべりで浅はかで美しくない女たちとまるで違う

すばらしい価値があるように思えてくるのだ

 

ぜんぶ、借り物の価値であるというのに。

 

 

 

オカマになりたかった

少年アヤという人は数ヶ月前から知っていたけれど最近ようやくブログを読むようになったらもう最終回だとか。

しかたないので最終回からさかのぼって読む。

 

私は孤独な高校生のころすごくゲイやらオカマという界隈に憧れていて

女には立ち入れない聖域のように思っていた

彼等はマイノリティであるがゆえに一般の人よりもずっと強固なつながりがあって

どこにも属せなかった私にはそういうコミュニティがうらやましかったのだ

彼等の苦しみとか悩みとかは一切目もくれず

その絆ばかりを羨んでいた馬鹿な時期があった。

少年アヤという人を知ってそういうのを思い出してしまったという話。

でも、未だにドラァグクイーンに憧れはある

 

最近なんにもなくて、

仕事から帰って寝てまた仕事という悪いサイクルができそう

でも眠気をおしてまでやりたいとおもうこともなくて空しい。

特にいやなこともないのでコンテンツになりきることもできないし。

 

18歳の老い

老いが怖い

14歳の誕生日から、大人になるのが怖くて不安だった。

18歳の今、不安は強く重くなっている

20歳…それさえも遠い未来のように思うけれど

25、30、40…

40歳の自分なんておそろしくて考えられない、

女として存在できなくなった私は、どうやって生きていくのだろう。

女は女として死ぬことなんて殆どできない、女を卒業しなければならない日がくる

女でなくなった人は

ただの器でしかない

器である私…

器でしかない人間。…

…それは物体に過ぎない

わがままで好き放題しても許され続けたい

器にはなりたくない

器になったあとにどのように生きていくかと言ったら

お金と知識という柱が要る

だから私は追い立てられるように

本を読んで

映画を見て

料理を覚えて

体裁的な教養を両手で抱え込もうとする

逃げるために

女として生まれた器はそうやってどうにか愛されなければならない

私はすでに肉の器と同じ。

愛と父性

彼がふいに私の太ももをさすりあげたときの

手の温度

私は急に思い出したのです

だだをこねぐずる幼き私を懸命にあやす

父の手のぬくもり

彼はただ性的な暴走をしていたのでしょうが

私は彼に父性を感じたのです

…私の父になって…

私は女より娘になりたい

酒がすき

好きな人にあそぼーー!っていったらいいよっていわれて

昨日飲みにいった。

鉄板焼きたべながら趣味のこととか色いろしゃべって、

お酒のんだ。

これは計算で、お酒に酔ってるっていういいわけがあったら

多少なにしてもゆるされるような気がしたからね

 

気がついたら私は寝転びながら好きな人を両足ではさんで甘えていた。

死。

今度は金曜の夜に会いたいっていわれて、

会いたいなんてはじめていわれたのでウンウン!会お!っていって

手をつないで一緒にかえりました。

次は絶対家に泊めてくれるまで帰らない

 

私がキャアキャアさわいでるとき、好きな人が笑いながら

「彼女が夜美ちゃんくらいかわいかったらな」ってつぶやいたから

ハア?っておもった。

 

今日は何にもない日だったのでおわり。

 

 

あやちゃんへ。

石川達三の本は絶版が多いっぽい……

私も古本屋で見つけたから古書店とかだとあるかも、

二冊あったらあげるのに。申し訳ない。

『薔薇と荊の細道』を読み終えた。

若いうちに読めてよかったと心からおもえた作品

本には読むべき時期があるとおもっていて、

青春劇を、年老いてから読んでも、

遠い世界のファンタジーとしかとらえられないだろう

 

そういう点で、『薔薇と荊の細道』にでてくる女たちは

非常に私の近くに居る

「ひとりきりで生きていけるもの」

何度そんな強がりを言っただろう私は

それをすべて見すかされたのだ

裏付けのない夢のような言葉

本気でそう考えたことなんてない。

 

主人公の女は、結婚なんかしないといいはり、男に勝ちたいと強がり

しかし処女をもてあまし、身籠る

破滅的で平凡な生き方

 

物語のなかで、

みさをという、男をひたすらに愛し、恋がやぶれるたびに子供をおろし、

それでも不幸をかんじたことのない女がいて、

わたしはすごく彼女がうらやましかった。

恋愛において不幸をかんじないというのはとてつもない才能だ

 

次は何を読もうかなー。迷ってる。おわり。