secunda

健全

14歳の時の詩

キラキラの制服は

私の心を煽った

視線を外してーーーコンクリは無言だ。

光の無い夢を見て

あたたかいスープも

テーブルには無い。

私は逃走した

彼等との日々から

微睡んだ通学路や

若く暴力的な視線から

 

私は酒を呷った———

名字しか知らない男のコと寝た

都会とは友達になれないのよ……と。

私の…孤独

彼らの…悦楽

朝食の準備は無い。

 

名も無い痣が私の誇り

あの夜のことは

パパには言えない

秘密が増えた。

 

祭りのあとの片付け

のような気持ち