secunda

健全

女の子が好き

私は恋愛に逃げているのではないかと常々考える

なんにも考えずに生きるのはつらいし、仕事だけの生活は味気なくておそろしいので

脳が勝手に好きな人をつくって、生活を楽しくさせようとしているだけな気がする

だから好きな人、というのも、本当に好きなのか、ただ恋をして楽しみたいだけなのか、

まあどちらでもいいけど

 

その点、女の子を好きになるっていうのは

多分心から好きなんだと思う

だって、女の子を好きになったって、別に楽しい事なんてなんにもないのだ

愛したからといって愛してくれる訳でもないし

見返りはないし、性的ななにかも、たぶんない

でも、それでも好きだってことは、ほんとうに私の心の部分が好きだっていっているのだとおもう

楽しみを与えてくれない存在を愛するということが、ほんとうに好きということではないのかなとおもいます

本の紹介「薔薇と荊の細道」

いま、石川達三著「薔薇と荊の細道」をよんでいる。

読みはじめたのは、買ってからしばらくたった今月のはじめだけれど、

日が経つにつれ、まるで私はこの本に合わせて行動してきたのではないか

と思わせられるほど、今の自分をうつしたような本だ。

 

読んでいる途中なのであんまりストーリーを説明することはできないけれど

若い女が、セックスとか、恋愛とか、女という性に苦悩する話

良いとおもった文章を抜粋

 

「彼女等はある一種の直感力のおかげで、自分に個性がないことを知っている。(中略)自分と他の女性とを区別するものが、顔かたちに過ぎないものであることを知っている。衣装の美醜にすぎないものであることを知っている。(中略)だから彼女たちは、きわめて微細な差別をお互いの間から発見しようとつとめる。皮膚の色の極くわずかな白さと黒さ、睫毛の長さの一ミリメートルの差を計算し、瞼が一重であるか二重であるかをたしかめる。半襟が汚れていなかったか、ハンドバッグか今年の流行であるか去年の流行であるか。(中略)女が女であるかぎり、女を女から区別する方法は見つからない。」

 

「それほどまでにしなくても、私は一生ひとりで、オールドミスになって、修道院の尼さんになって、誰にもいじめられないで、少しずつ働きながら、ほそぼそと生きて行けばい〃。そうすれば恥ずかしい事も苦しい事もなしに、幸福は少いかも知れないけれど、不幸も少くて、静かに美しく生きて行かれるだろう。」

 

「通俗な、平和な、生活の姿だった。その三角形をした一つ屋根ごとに、一組の家族が住んでいる。そこに良人と妻とが居て、ひそやかに彼等の夜をむかえている。何万、何十万の夫婦、何百万の夫婦!そこでは、何百万の女たちがあた〃かくその良人の胸に抱かれ、夜のやみにかくれ、人にかくれて、ひそかにその肉体をたのしみ、慾情に陶酔し、何百万の子供をみごもって行くのだ。(人間。……)それが人間の生活だった。」

 

「当然、男に要求さるべき立場に立ち、男にあらゆる優位を与えた位置に身を置きながら、しかも男から何の危害をも加えられなかったとき、彼女は失望を感ずるのだった。失望を感ずるというのは、危害を加えられることを期待していたからだった。危害……それは女にとってこの上もない栄誉ではなかっただろうか。(中略)肉体に危害を受けなかった代りに、一番大きな精神的危害を与えられたのだ。女でありながら、女としての意味を持たなかった。これ以上の侮辱があるだろうか。」

 

石川達三は明治生まれで、この本を書いたのは1952年

どうして古いおじさんが、私の気持ちをうつくしく知性的な文章で表現できるのかしら

どうしてこの人は女の気持ちがそっくりそのままわかってしまうのだろう

私は処女であったときの悲しみを思い出し、

あのときの苦しみに比べれば、今の苦しみのすべてはなんでもない気がするのだ

 

骨になりそう

辞令が出て新しい職場にいった。

希望の部署とまったく違ったけど、やりたかったことは一応やらせてもらえるっぽいし、

あとから聞いたら希望だった部署は激務らしいので、ゆるそうな今の職場のほうでよかった。

まわりは高齢者ばっかりだから、孫とおじいちゃんが同じ職場にいるみたいではたから見れば変な感じだとおもう

 

好きな人にメールしたのが17:16(勤務中にさぼって書いた)

現在22:00返事なし

飲み会なのか無視されているのかわからないし胸が苦しくて泣いちゃいそう

追いかけるのが好きとはいったけど、叶わないのは嫌い

好きな人のことを考えると胸がいっぱいになって全然ごはんが食べられない

骨になりそうでこわい

18の健気な女がこんなに思い焦がれているのに、30の男がなんにもしないなんてひどすぎないか

ぶりっこをした

「男性とおつきあいしたことがないんですう」って言って腕をからめた。

実際恋人と一ヶ月以上もったことがないから、あながち嘘でもない

彼は「あざといですねえ」と苦笑していた

 

私ばっかりが好きなほうがいい。

男の人に追いかけられたりされるのは気持ちが悪いし

私に興味が無い人に、子供みたいにだだをこねて困らせるのが好き。

「お父さんみたいな人がタイプ」っていう女の子は、こういうことかもしれない

甘やかしたり叱ったりしてほしい私をややこのように

 

 

OLになった

タイトルの通りです。

この春高校を出て、安定してるといわれる職についた。

研修はきっかり五時半に終わるし、講師の話を朝から晩まで聞き流していれば終わる

 

私は今日たくさんハンカチをぬらした

すごくすごく悲しかったし、死にたいと思った。

大学に行けばよかったな、ってすこし思った

でも大学にいったらきっと今の仕事にはつけなかっただろうなとも思うけど。

不思議だけど、普段は考えたこともないのに

時々まだ自分が中学生なような気がしている

少し年上の他人の人生を代わりに体験していて、本当は私はこんな顔姿でもなければ

働いたり大人に囲まれていないような

でも時には

今自分が過去を再体験していて、未来から今の自分を俯瞰しているような気もする

 

人生でつらかったときはいつもこんな感じで、

唯一精神病が悪化して家で養生していたときは、きっちり自分の輪郭がはっきりしていた

外にでるとぼんやりする

私にはなんにもないと思う

今読んでいる石川達三の本にも、似たようなことが書いてあった

女として生まれたから、個性なんて最初からないのだ

だから化粧をする

 

私自身は普通に、まじめに、まともに生きてきたつもりだけど

世間の「普通」からはかなりずれていて、歪んでいるってことがわかって悲しい

 

明日からできるだけ毎日日記をかいて、

ちゃんと自分の気持ちを文にしたい。おわり。

ブログ書くの飽きてたけど、それよりも寝ることとかゲームに飽きたので再開した。

 

最近本当にやることがない。

前までは用事もないのに外にでてお茶だけ飲んで帰るという無意味なことをしてたけど、寒いし人がきらいなのにわざわざ外にでるのが馬鹿馬鹿しくなってやめた。

とはいっても他にやることもないからゲームしてた。モンハン4買ってやってたけどネルスキュラで詰んでやめた。女神転生は面白かったのでおすすめ。簡単だし。

なんにも興味がもてないし死人みたいな生活してる。仕事はじまったらいやでも朝起きなきゃいけないけど、なにも買わないのでお金もいらないし働く意味ないからすぐやめると思う。というかやめたい。

私はこんなにつまんないのにみんな普通に生きてるのほんとうにわけがわからない。何が楽しいのか。楽しくないけど一応生きてるだけなのか。どうせ他人の思考なんかわかんないから考えるのも面倒。死人になってしまった。